セルフイメージが低い起業家が価格を上げられる3つの方法

価格を上げられる3つの方法

「おさむさん、この価格でいいと思いますか?」
「この価格に上げたら、買ってもらえなくなる気がして・・」
こんな相談を受けることってメチャクチャ多いです。
あなたも、そんな風に価格設定で悩んでいませんか?

ビジネスって掛け算なんですよね。

客数×客単価×購買(来店)頻度なので、
例えば、一ヶ月の客数が10人・客単価1万円×来店頻度1回だとすると、売上は10万円ですが、値段を2倍に変えたとして、客数が少し減って7人になったとしても、7人×客単価2万円×1回=14万円なので、売上は1.4倍になります。

単価が変われば大きく売上が変わります。

でも、多くの女性起業家がビジネスを継続していけるだけの価格設定ができていません。

これは、起業当初の僕も同じでした。

そこで、僕の実体験を交えながら、価格の見直し方に関して3つのノウハウをお伝えしますね。

1)先に欲しい売上から逆算する

僕はお金のメンタルブロックが強くあったので、欲しい価格を提示できませんでした。

月2回のセッションで15,000円を頑張って提示して、朝から晩までセッションをしていました。

最高で1日7セッション(これだけで14時間!)入れたこともあります。

ヘトヘトになりながら、継続クライアントさんが10人にまで増えました。

達成した時には、ものすごく嬉しかったのですが、計算してみたら15万。

交通費も差し引くと、光熱費+家賃にも満たないことに気づいて愕然とした記憶があります。

全く目標を決めていなかったんです。


そこで、まずは生活していくために30万は必要だ、稼ごうと決めました。

その結果、価格を上げることも、目標を達成することも出来ました。

一歩一歩成長

1,000万稼げる人は,1,000万のイメージができる人です。

またイメージは細分化できている人ほど具体的で行動に繋がります。

500万の商品を20個売る。
20個売るには月2本でOKなわけです。

かなりイメージがしやすいのではないでしょうか?

そこで、簡単なワークをご紹介します。
紙とペンを用意して、以下の質問の順番で書き出してみてください。


1)あなたが欲しい年間売上は?

2)そのために、その価格で何人に購入してもらう必要がありますか?

3)何人にアプローチする必要がありますか?

4)3で出た数字を12で割れば、1ヶ月の目標行動が見えてきます。

人はイメージしたことしか実現できません。
イメージすると行動出来ますし、行動するから結果が変わるので、逆算思考からの細分化はオススメな方法です。

2)安過ぎる値段で売る

売れていない人は、商品に自信を持っていないケースが多いんですよね。

「こんな値段の商品を勧めたら嫌われる」とすら思っています。

そのマインドのままで高額な【セールスノウハウ】を求めて学んでも、売れません。

売れている起業家のセールスマインドは【買わないのは人生の損失】ぐらいの勢いです。

僕も、バックエンドの提案時には「どうして買わないんだろう?」くらいに思ってプレゼンテーションしています。

もし、心から買ったほうがいい!って思っているなら、それを売るセールスノウハウは不要です。

その場合、仮に断られたとしても、「嫌われる」とは思わないはず。

ですので、以下のワークをしてみてください。

まずは、現在の価格をチェックしてみてください。


1.現在売っている商品の価格はいくらですか?

2.本当に適正だと思っている価格はいくらですか?

3.書いてみて、どんなことに気づきましたか?

もし、価格を書き出しても、自分の商品の価値を感じられない場合は、商品の良い点・お客様に起こる価値や変化を100個書き出しましょう。

書き出す

売っている商品の価値が、何倍もあると思っているなら、セールスすることのハードルは大きく下がりますよね。

どれだけ商品が良いと思っているかは、お客様に確実に伝わります。

提供側が価値を感じれば感じるほど、お客様をより幸せにすることができるわけです。

3)値上げの理由をつくらない

かなり前から、価格を変えたいのに、決められずに同じ価格でビジネスを続けている方は多くいます。

よーく話を聞いてみると「値上げをする理由が思いつかない」「お客様に、どう説明すればいいか、わからない」と言われます。


原材料の高騰、税金の改定、物価や市場の変化、サービス内容の向上、価格を変えることには、色んな理由がありますが、僕は価格改定の理由を伝えたことは一度もありません。

個人コーチングの価格だけで、8回改定していますが、全く問題ありませんでした。


「そうは言っても、お客様に申し訳なくて・・・」という気持ちになる方がいると思います。

改めて理想を描きましょう。


10年後をイメージしてみてください


1.どんなワークスタイルで働いていますか?

2.その時は自分の肩書や提供してる商品は?

3.お客様は、どんな方々でしょうか?

4.その時に提供している価格は?

おそらく今のままではないと思います。

そこから5年後→1年後と逆算して価格を決めてみてください。


先日あるクライアントさんから、こんなメッセージが届きました。

素晴らしい気づきだと思います。

こう認知出来たら、おのずと提示できる価格は変わりますよね。

まとめ

自分が成長していくに連れて、貢献する対象が変わっていくのは当然のことですし、値上げしたい気持ちがあるのは、そもそも今の価格に納得がいっていないからだと思います。あなた自身の価値も、あなたの商品の価値も、もっと高いはず。是非勇気を出して、価格改定してみてください。あなたは自分が思っている以上に価値がありますから。

何かヒントになれば幸いです!

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この記事を書いた人

女性起業家専門コーチ 川田 治

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