なんちゃってプラス思考では成功できません

なんちゃってプラス思考

【未来の状態を強くイメージすると叶う】
【無理にでもポジティブな言葉を使いましょう】
【いつも笑顔と感謝を忘れずに過ごそう】
自己啓発本やセミナーで、こんなことを学んだことは、ありませんか?
僕も塾で伝えています笑
でも、それを伝えて、実践することでスムーズに夢や目標が実現する人と、実践しても停滞する人がいました。この差は何だと思いますか?

上記のようなことを伝えて、実践することでスムーズに夢や目標が実現する人と、実践しても停滞する人の違い。

それは、停滞する人の多くの人に共通することは「表面的なポジティブ(=ニセポジティヴな状態にいること」ということでした。


・こんな夢を話したら、周囲にどう思われるかな
・目標を宣言して、失敗したら笑われる
・「そんなの無理だって」と言われたくない
・本当に成功したら、嫉妬されちゃうかも

こんな周囲の目を気にする心の声が聞こえてきたら、表面上ではポジティブなことを話していても、心に抵抗があるので、うまく行きません。


また、こういう方は頭の回転が早い思考優位なタイプが多いので、「せっかくマイコーチをつけたのに、ネガティブな言葉を使ってる・・。早く変わらなくちゃ・・・」「せっかく夢を描いたのに、出来ないって思っちゃった・・。ダメじゃん・・」と、更に、自分を責めることに繋がってしまいます。


せっかく自己啓発に投資したのに、より苦しくなっちゃうのは残念ですよね。


今回は無理矢理にポジティブになろうとして、逆に苦しくなっている女性起業家の方へ、メンタルの考え方とワークをお伝えします。

プラス思考の前にネガティブを認める

不幸な出来事が起こった時、普通はネガティブな感情が湧いてきます。

感情は、瞬時に起こる反応なので「ポジティブな反応をしないと!」と無理やりコントロールは出来ません。

それなのに、「私は幸せです」と言葉にしても、感情がついていかないので、心に抵抗が起きてしまいます。

突っ伏する女性

ネガティブな感情を感じてるのに、ポジティブな言葉を使おうと無理に言い聞かせても、ネガティブな感情は上書きされません。

大事なのは【ネガティブな感情が浮かんだ自分を認めること】


例えば、「あ、今わたし嫉妬してるんだ」と、その状態をありのままフラットに受け止めてみましょう。

ありのままの状態を認めることで、無理にポジティブな言葉で繕うよりも、心の抵抗は少なくなります。


ここからは、そんな「ありのままの自分」を受け止められるワークをご紹介します。

ネガティヴを受け止められる3つのワーク

1:ブレインダンプ

ブレイン=脳、ダンプ=放り出すが組み合わさったワークです。

白紙とペンをご用意ください。

テーマを決めて思いついたことをとにかく書き出します。


もしネガティブな出来事で感情が揺れた時には、「今自分が感じていること」を15分間書き続けてください。


誰にも見せる必要はありませんし、嫉妬や焦り、悲しみなども正直に思い切って書き出してください。


ポイントは手を止めないで書き続けること。

そのことで普段思ってもいないことや気付きが出てきます。

書き出す

ちなみにですが、僕は「やりたいことが見つからない」という相談の時にも、このワークをしてもらうことがあります。


「やりたいことが見つからない」原因として、「人の目を気にしている」「~すべきである」という思考が邪魔をしているケースが多いからです。


是非15分書き続けてみてください。

普段意識化出来ていない言葉が出てくるはずです。

頭の中から一旦出す

2:メタ認知セルフトーク

こちらは書くのではなく「口に出すこと」でネガティヴな感情と向き合うワークです。

例えば、「今日は子どもに優しく声掛けする!」と決めたのに、グズグズ準備しているのを見て、思わず「何グズグズしてるの!早くしなさい!」って怒鳴って落ち込んでしまったとします。

悩む

感じているネガティヴな感情を、そのままにしていると「ママ失格だ」から「決めたことが守れなかった」「こんな子育てしてて大丈夫かな」マイナスの連鎖が始まります。

そんな時こそ、「メタ認知セルフトーク」です。


ステップは3つ


1:「私はママ失格だ」と小さい声で口にします
2:今度は頭の中で「私はママ失格だ」を繰り返して、その後スグに「○○と思った」と頭の中で付け加えてください
3:最後は「ママ失格だ」と小さい声で口にして、その後スグに「○○と思ったことに気づけている」と付け加えて言いましょう。

今回の場合は「私はママ失格だと思ったことに気づけている」になります。

これでネガティヴな感情を認めながら、適切な距離をとれます。

どんなに強いネガティブな感情も、口に出してしまえば、ただの言葉に過ぎないことに気づけるのでオススメです。

3:信頼できる人に話を聞いてもらう

絶対に否定しないで最後まで話しを聞いてくれる親友やプロのコーチ・カウンセラーに話すのもオススメです。

負の感情で満たされている時って、コップの水が満杯な状態です。

人はまず吐き出したいことを吐き出さないと、何か新しい考え方やアイデアを受け入れれられない生き物です。

安心感・安全感がベースにある人に徹底的に本音を話すだけで、コップの水は減っていき、スッキリします。

話す

起業家として「誰かのために」という気持ちで行動するのは本当に素晴らしいこと。

でも、行き過ぎたサービス精神や「いい人と思われたい」という気持ちは、相手中心なので、自分の本当の気持ちをわからなくさせてしまうこともあります。

まずは、ポジティブでもネガティブでも、自分の気持を大切にしてあげてください。

まとめ

他人にばかり意識を向けていると、心の奥に「満たされない」欠乏感が生まれてしまいますが、自分の本当の気持ちを大切にしてこそ、フラットに人と接することが出来るのし、結果的には、ビジネスも上手くいくようになりますよ。【誰よりもまずは自分ファースト】で今の自分の気持ちを味わって過ごしてみてください。

最後までお読み頂きありがとうございます!
何か参考になれば、とっても嬉しいです。


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この記事を書いた人

女性起業家専門コーチ 川田 治

累計4,500セッション以上のサポート実績から生まれたコーチング×コンサルティング×潜在意識を活用した引き寄せ習慣で、ファンが自然に増え続けるコミュミティを一緒に作ります。もっと知る

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