「動きたいけど、なんか気分が乗らないなぁ」と、気持ちが乗らずに先延ばししちゃうことや、「目の前のお客様にセールスしたいのに・・・」のように、勇気が出なくて行動にブレーキがかかっちゃう。そんな経験はないですか?
今日は、凹んだメンタルから立ち直り、自然と行動量が上がる方法をお伝えします。
起業家は毎日が決断の連続。
有限な時間の中で「やること」を決めるだけではなく「やらないこと」を決める必要があります。
そんなことは頭ではわかっていながら、行動に移せない。
そんな相談を数多く受けてきました。
その処方箋として、僕がおさむ塾生に伝えていることがあります。
それは「脳内辞書の編纂」なんです。
考え過ぎて動けないのは、脳内に行動に繋がる言葉がない、もしくはマイナスの言葉があるから。
ならば、自分が行動できるような言葉を集めて、潜在意識にまで繰り返し落とし込めば、確実に行動が変わります。
言葉の影響力は大きい
脳科学的に説明しますね。
何故か?この図は実際に、おさむ塾の初日にお伝えしているスライドです。
脳内にはイメージと言語があります。
例えば、「セールス」という言葉に、「売りつけるもの」という言語の定義付けをしていたら、ネガティヴなイメージになるので行動できなくなるのた当然。
逆に「セールスとは見込み客の潜在的なニーズを顕在化して解決すること」と定義していれば、相手のために前向きな気持ちで提案しようと行動したくなります。
実際に言葉の影響力は大きいです。
ビジネスに限らず、学生時代の部活の先輩や会社員だった時の上司などに、勇気が出たり、励みになるような言葉をもらって動けた経験はあると思います。
また本を読んで背中を押してくれる言葉に出会ったこともあると思います。
でも、多くの人は忘れてしまいます。
そこで提案したいのが【オリジナルお脳内辞書を編纂すること】。
僕は本を読んだり、映画を見たり、セミナーや講座に出た際などに、インパクトがあって感情が動いた言葉は、その場でメモします。
起業家として「自分の脳内辞書を持つこと」は、大きく分けて2つの効果があるんです。
起業家が脳内辞書を持つ2つの効果
1)行動を加速させる
起業家として活動していると、想定外のことが起こります。
集客が上手くいかなかったり、発信したことに反応がなかったり、新商品の価格設定に悩んだり・・・。
そんな時、自分の勇気を鼓舞するような言葉があることで、「まずはこれからやってみよう!」と小さな行動をスタート出来たり、「そうだった!この仕事のゴールはここだった!」と、自分の原点に立ち戻れたし、切り替えられたりすることで、決断が出来たりします。
僕の場合は、おさむ塾内のFacebookグループで、こんな投稿を不定期でしています。
自分の脳内言語を、繰り返し叩き込む為にアウトプットすることで、長期記憶になりますし、「言ったからには、自分もやろう!」と健全な強制力にもなります。
起業初期には大量行動は不可欠なので、動ける言葉を持っていることは、すごく大切です。
2)出会いたいクライアントと出会える
せっかく起業したなら、自分が本当にサポートしたいお客様とお付き合いしたいですよね?
僕は自分がビジネスで大切にしていること・姿勢・価値観などを脳内辞書にある言葉を、SNSでドンドン発信しています。
僕の事例として挙げると
などの言葉になります。
脳内辞書にある言葉を自分のメディアで発信することで、その言葉に共感・賛同できる方々が、セミナーに参加してくれたり、商品を購入してくれたりします。
逆に言えば、自分の価値観に合わない人は、メルマガを解除してくれたり、サービスを購入しないので、心地よくビジネスをすることが出来るのも脳内辞書をつくって活用することの大きなメリットです。
まとめ
「わたしたちの体は、食べたもので出来ている」という言葉がありますが、わたしたちの思考は、言葉で出来ています。自分の感情が大きく動くような良質言葉を脳内に持っている人ほど、良質な思考が出来るので、行動に繋がります。
ぜひ、今日からネットで目にしたり、街を歩いて見かけて感情が動いた言葉を記録化して、自分の脳内辞書を楽しみながら編纂してみてください。
定期的に見返すことで、凹んだメンタルから立ち直って、行動量が増えていきますよ。
最後までお読み頂きありがとうございました。
何か参考になれば、とても嬉しいです。