「ブログを始めたのは良いけど、何を書いたらいいかわからない」「ブログのネタ探しだけで時間がかかってしまう」「どうして、皆はあんなにブログをコンスタントに書き続けられるんだろう」起業前後でブログでの発信をスタートさせたばかりの方から、そんな相談をよく受けます。
書き続けられない理由はいくつかあります。「すごい文章・しっかりした内容を書かなければいけない」「そもそもブログを書く時間を確保できていない」「成功した体験ばかりを書こうとしちゃう」特にブログ初心者はこういった悩みを持ちがち。
悩みは、大きく分けると「マインド面」と「ノウハウ面」に別れますが、ブログが書けない一番大きな理由は「ネタ切れ」です。勢い込んでブログを始めたのはいいけど、何記事かブログを書いたら、何を書いていいのかわからなくなったり、同じような記事を書いたしなぁと躊躇してしまう。そもそもアイデアゼロの状態から、ブログのネタ探しをしようとしても書けないのは当然。ですので、今回は「ブログネタの探し方」についてお伝えします。
目次
ブログがネタ切れになる最大の理由
ブログのネタが切れになる最大の理由は、ネタをストックしていないから。これに尽きます。「さぁ、書こう!」と思っても、いきなり書けないですよね?ブログを定期的に更新している人は、慣れてるからパソコンの前に座ったら、スグに書き始めるようなイメージをしがちですが、そんなことはありません。ブログの発信が多い人ほどネタ集めに時間をかけています。つまり準備を丁寧にしているということですね。「ネタを集めよう」「これってブログに書けるんじゃないか」と常にネタ探しのアンテナが立っています。
ブログのネタ集めのポイントは「他人の脳を使うこと」。
ここからは具体的に他人の脳を使ったブログのネタ探し方についてお伝えします
■ブログネタの探し方~1:読み手のキーワード~
ブロブのネタの探し方の大前提として、自分が興味を持ったネタを集めるのではなく、【読み手が必要なネタを集める】意識を持ちましょう。そのために必要なことは、読み手が「誰」なのかを決めて、その人が、ネット検索するであろうキーワードからブログのネタを探すこと。
例えば、あなたが「不登校の子供を持つママ専門カウンセラー」、読み手は「小学校6年生の長女の不登校で悩む35歳のお母さん」の考えること・悩んでいること(読み手の脳内)を想像しましょう。このお母さんが検索するキーワードは「不登校・進学」「不登校・小学生」「ひきこもり・声のかけ方」などが推測されます。
ブログは、訪問者の悩みや欲求を解決するためにあるのが基本的な考え方。何となくその場しのぎでネタを探すものではありません。キーワードからブログのネタを探すと、目的も明確になるので、「ブログのネタがない!」などと悩むこともなくなります。読み手の悩みを解決する記事を書くこと。意識したい最初のポイントは「読者の脳になる」というのが王道のブログのネタの探し方です。
■ブログネタの探し方~2:書籍
そもそも刺激がないところから、ネタを考えるのは難しいですよね。また参考のためにキーワードでネットで検索しても、出てくる情報は薄いことも多いもの。次はそのことをリカバリーできるブログのネタの探し方です。それは「書籍」です。
自分のブログのテーマに関連した書籍は、書くべきネタの宝庫。基本的に特定の分野に関しての情報が横断的に深堀りされているので、断片的なネットよりも効率的に情報を収集できます。また著者の他に、編集者が関わって、マーケットに出しても恥ずかしくない内容に仕上げられているので、情報の質もネットより高いケースが多いです。
実際に書籍を読んでインプットしたものを実際に行動したり、体験して、自分なりに咀嚼して書くことで、読み手にとって必要な情報が手に入りますし、書き手の感想や視点があることで、情報は同じでもオリジナリティあふれる記事に変えることができます。
また実際に購入しなくても、目次を見るだけでネタが思いつくことがあります。例えば、ビジネス本の大ベストセラーである「7つの習慣」のサンプル版をダウンロードすると目次が読めます。
第一の習慣を見てみると「主体的であること」「刺激と反応の間」「自分から動くのか動かされるのか」「パラダイムの力」などなどが並んでいます。この中で「パラダイムの力」に刺激を受けて「起業家としての良いパラダイムと悪いパラダイム」というようなテーマを書こうとブログのネタが思い付いて書く。という感じです。
また情報をインプットしてから2週間で3回以上アウトプットすると、脳に長期記憶として残りやすいと言われています。書籍という「他人の脳」をアウトプットすることは、自分の成長にもつながるので、ブログのネタの探し方として書籍はオススメです。
■ブログネタの探し方~3:Q&Aサイト
三番目のブログのネタの探し方は、yahoo知恵袋に代表されるようなネットのQ&Aサイトです。これもブログのネタの宝庫。リアルな人達の「知りたいこと」が溢れています。そこには細部は違っても、同じような悩みがたくさん投稿されています。
例えば先程の「小学生の不登校」というテーマで検索すると「不登校の小学生の娘の担任の先生の対応があまりにも不十分で困っている」という悩みが見つかります。もしクライアントにこのテーマを相談されたら?という視点でブログを書くことができます。
実際に悩んでいる方の声なのでリアリティがありますし、書き手側もイメージも広げやすいですよね。しかも、ずっと悩みは更新され続けるので、これも「他人の脳を使った」ブログのネタの探し方の有力な一つです。
ブログネタの探し方~4:日常の出来事
最後にご紹介するブログのネタの探し方は、自分の日常の経験・体験を記事にすること。これは書きやすいはずです。なぜかというと、人は生きている限り毎日必ずなにかの体験をしているから。「どこかに出かけた」「美味しい食事に行った」「セミナーに参加したり、本を読んだりして学んだ」そこで得た感想や気づきを書ければ、どんな経験でも記事にすることが可能です。
ただし普通に体験を書いてるだけでは趣味のブログになってしまいますよね。ですので、「ほんの少しの工夫」が必要。それは出来事を俯瞰して見る力です。「この出来事から、自分のビジネスで考えると、何か言えることはないか?気づきはないか?応用可能な法則はないか?」という視点で出来事を振り返ってみてください。
例えば、僕は昨日プロレス観戦に行きました。過去何度も観戦していますが、昨日は思い切って最上席を購入して前から2列目で観戦しました。そこでは見える景色が全く違いました。選手の細かい筋肉が見えたり、相手へ話している声やマットに叩きつける音など臨場感が桁違いでした。また最前列は熱心なファンの方が多いので、自然に会話や交流も生まれました。これなら次回も最上位席を購入しようと思いました。
ここから何か学べることはないか?転用できることはないか?考えてみると、「少し勇気を出してお金を払うだけで、いつもと全く違う景色・いつもと違う人たちに出会える→何か躊躇してることがあることを書き出して、ひとつ選んでお金を使ってみよう」とか「自分のビジネスの最上級講座の良さを体感してもらいたい→見込み客に講座のzoom体験会に招待してみよう、講座の案内文を臨場感を感じられる言葉にしてみましょう」などなど。抽象度を上げて意識すれば、いくつでも自分のビジネスのブログネタに転用することができます。
自分と同じ体験をしている人は誰もいません。またその場で同じ体験をしているとしても、感じ方や学べることは千差万別。その日々の出来事を題材にすれば無限にブログネタは集められます。是非、ブログネタの探し方として「日常の出来事」を活かしてみてください。またコチラのライティングDVDでは、「日常の出来事」の書き方をより実践できる内容になっているのでオススメです。
ブログネタの探し方~まとめ
いかがでしたか?ブログネタは、他人の脳を使うことを意識していれば、無限にストックすることができます。思いついたらメモしたり、スマホに記録することで書く前の準備をしておきましょう。ブログネタの探し方がスムーズになると並行して、徐々にスムーズにブログが書けるようになりますよ。焦らず楽しんでブログネタを探してみてください。最後までお読み頂きありがとうございました。なにか参考になれば嬉しいです。