「起業から3ヶ月で100万を達成できました!」
「最新のWeb集客で半年で500万売上が出せました!」
「自宅にいながらラクに簡単に集客をし続けています」
みたいな表現に惹かれて
セミナーや起業塾に申し込んだ経験ってないですか?
僕がサポートしている女性起業家の中には、高額のコンサルを雇ったり、起業塾に通ったりしても、その通りに実現できずに心が折れてしまった経験がある人が少なからずいます。「どれぐらい続けたら成果が出るんだろう・・・・」成果が出ないことに焦りや不安になってしまった、失敗するのが怖くて動けなくなってしまった。本来成長するために投資したビジネス塾や個人サポートで、不安や怖さが助長されてしまったら、余計動きづらくなるの気持ちはよくわかります。
そんな心が折れてしまった女性起業家の方に対して、成果を出す迄に、この考え方と行動を変えると動きやすくなりますよ、というポイントを今回はお伝えします。
不器用でも成果を出すには?
現在は起業して6年目。有り難いことにビジネスでは成果が出せて、自分では豊かで自由な生活ができています。でも成果を出すのが早かったわけではありません。他には最初から法人化してバリバリ活動する方や、もっとスピーディに成果を上げていく起業家の方もいます。でも、僕にはそれが向いてないのはわかってました。セルフイメージが追いついていかなかったんです。
僕は本来とても不器用な人間です。小学生時代には、手先が不器用なので書道が下手なのはもちろん、墨をすることすら出来なくて書道の授業が大嫌いでしたし、逆上がりができるようになったのも、同級生の中でもビリで最後まで馬鹿にされてましたし、通っていたスイミングスクールでも、ようやくバタフライができるまで6年間もかかりました。
でも、逆に言えば、自分には少しづつ積み重ねたり、ちょっとずつ成長していくことならなんとか出来るかも!って思ったんです。
不器用だからこそ何かを実践するには、早く取り組む必要がある。長くコツコツ続けて行けば、道は必ず開ける。逆に言えば、人より遅く始めたら絶対追いつけない。そう思ったので、メルマガもコンセプトもテーマも決まっていないのに、起業前に始めました。コーチングスクールの課題の100人コーチングもスクール初日後に即スタートしました。もちろん最初は、失敗の連続。でも、他よりは遅くても自分との比較では成長を感じることが出来ました。だからこそ個人サポートでも経営塾でも成果を出すには、「早くチャレンジして、長く続けること」を大切にサポートしています。
長い時間軸で捉えてみよう
僕が継続サポートしている30代の女性キャリアコンサルタントのTさんがいます。出会ったのは3年前。まだ育休中で何かで独立したいけど、どうしていいか?という状態でした。
そこから僕のコーチング講座で学んでくれたことで、自分自身の価値観を知り、周囲とのコミュニケーションが変わりました→その結果、OLとして勤めながら、キャリアやカウンセリングについてもコツコツ学び続けて安定した大企業を退社→キャリアコンサルタント・研修講師として、派手なSNS戦略などはしなくても、独立初年度から徐々に依頼される仕事が増えて順調なスタートが切れています。
「1年目でここまで出来たなら、この先に色々あっても大丈夫」Tさんは、そう心から思えています。ここまで3年以上。ママ女性経営者として、家庭や子育てを大事にしながら、でも徐々にチャレンジ成長しながら、起業してからも成果を出し続けて、キャリアを築いています。
人は短期間でできることを過大評価して落ち込み、長期間でできることを過小評価して馬鹿にする傾向があります。でも、女性起業家として、時間軸を長く設定すれば、チャレンジすることも怖くなくなります。そして長い時間をかけて体得したものは、決して離れていきません。それが「いち早くチャレンジして、長く続ける」起業スタンスをオススメする理由の一つ目です。
試行錯誤こそ必要なプロセス
また女性起業家との悩みとして、「成果は出したいけど、失敗するのが怖い」というテーマも毎週のように相談を受けます。集客・肩書・新商品のリリース・新しいプロジェクトへのチャレンジなどなど。女性起業家としてビジネスを成長させていくには、多くのチャレンジが必要。そしてチャレンジには失敗もつきもの。「頭ではわかっているんだけど、怖いんです」という気持ちもよーーくわかります。
僕も昔からすごく臆病だし、チャレンジが得意なタイプではありません。学生時代の授業でも積極的に手を挙げるタイプでもなかったですし、スポーツでも体育の成績は平均3。リーダーや部長を任されたこともありません。
こんな自分なので、大きく潜在能力を使って成長するという経験もなかった無難な学生時代を過ごしました。でも、起業家には失敗はつきもの。コーチングのセッションが上達するのも、ビジネスで大きく成果を出して成長させ続けるのにも、そのプロセスで失敗は不可欠。僕もコーチングを学んでいる当初には、継続サポートしているクライアントから絶縁されたこともありますし、セミナーでの集客がゼロだったことも何度もありますし、リリースして売れなくて消えていった商品も数え切れません。
でも「早くチャレンジして、長く続けること」という気持ちで続けることで、失敗に関する認知は変わっていきました。サポートしている女性起業家の方には、「30点リリースでOK!」「まずはモニターでいいから出してみよう」と声をかけています。
投資家の評価点は成果だけじゃない
有望な会社に投資する投資家は、企業の成果・実績・経営計画だけでなく、社長がどんな失敗をどれだけしてきたのか?入念に調べるそうです。僕も含めた凡人はいくら考えても、とてつもなく素晴らしいアイデアは閃く可能性は高くありません。だったら行動してみる前に考えても無駄。行動した方が学びが多いと経験的にわかっています。
事業継続が危ぶまれるような致命的な失敗じゃない限り、成果を出すまでの失敗は素晴らしい財産ですし、「行動しながら考える・修正する」ことで質が上がっていくこともサポートしてきて体感しています。
「失敗に関するイメージ・定義が変わる→だから行動できるようになる」これも「早くチャレンジして、長く続けること」オススメする理由の一つです
不器用だからこそ早くチャレンジを
「起業スタート3ヶ月で100万稼ぐ!」どころか、10万円の成果を上げることすらイメージ出来なかった自分でもここまで来れた理由の一つは「不器用だからこそ、早くチャレンジして、長く続けること」を決めたから。起業するのに遅いということはありません。「今日は一番若い日」是非、成果を出すためにも小さな行動をスタートしてみてください。最後まで読んで頂きありがとうございました!なにか参考になればとっても嬉しいです。