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女性起業家のビジネスモデル構築コーチ 川田治です。先週末、関西のスーパー売れっ子コーチ山之上雄一コーチとのコラボセミナー「Road to売れっ子コーチ」を満席で開催することができました。
その懇親会でのこと。「おさむさんをベンチマークしてるんです!!」セミナーに参加してくれた女性コーチの方がカミングアウトしてくれました。 メルマガだけじゃなく、facebookとかセッション動画とか、ほぼ全てチェックしているんだとか。。わー大丈夫かオレ?みたいな感じでドギマギあたふたしちゃいました(・・;)
今回の素敵女性コーチは、退職を既に決められていて、起業準備中。現在ある企業で、ご自身でマーケティングに携わっています。実践しているので、すごーーくビジネスノウハウの理解も深く、起業後もスイスイ進みそうでした。だでも女性起業家の場合は彼女のような方は少なく、営業や企画経験が全くない場合は、「そもそも何からやれば良いのか?」「やることがわかっても、どのぐらい時間をかければいいのか?」まーったくわからなくて戸惑うことが沢山あります。
オリジナルセミナーを創りたい!
そんな何もわからない女性起業家のスタートアップ時に「オリジナルセミナーをつくりたい」というテーマでセッションをすることがあります。(しかもメチャ多い)やはり独立起業して認知を広めたり、新しいお客様に出会うためには、定期的にイベントやセミナーを開催することは不可欠ですし、「起業したからには、学んだ子育てのコンテンツを多くのママに伝える為にセミナーを開催したい!」って思う気持ちが起こるのは当然の流れです。
引き出すだけじゃなく
もちろん僕は基本的にコーチングメインでセッションをしています。でもセミナー準備にはカタチや段取りの基本形があります。それを全くわからない状態のクライアントさんにコーチングを進めていって、全部をクライアントさんに考えて答えを出してもらうよりも、(押し付けではなく「提案」というカタチで)既にコーチが知っていたり、アドバイスできることは伝えてあげることの方が早く結果がでると思いませんか?
話は思いっきりガラッと変わって笑。最近少年漫画の「ハンターハンター」を単行本で読み返してるんですけど、6巻で、技についてウイングさんがゴン達主人公に基本を伝えるシーンがあります。
出典:集英社 作者:冨樫義博「ハンターハンター」6巻P36〜37より
この漫画の中では、軸になる技を短時間で取得して成長していく大きな出来事です。主人公のゴンは素晴らしい才能と能力を持っていますが、ウイングさんに基本型を教えてもらうことで、加速して強くなりました。教えていますが、師匠のウイングさんはゴンの可能性を信じていますし、将来強くなることも見越しています。
今回ご紹介するメンタルコーチ須藤ゆきさんも、冒頭にお話したように「起業するからには、初オリジナルセミナーを開催したい!」という目標を立てて一緒に3ヶ月間頑張ってきました。その際にはコーチングセッションをしながら、アドバイスできる点は適度に入れてセミナーが完成しました。ということで、ここからは僕がゆきちゃんにお伝えしたセミナーの作り方基本形です。
セミナーづくりの5STEP
基本的に僕の場合は、セミナーを5段階に分けてつくっていきます。
①クライアントのセミナー参加前後の状態をイメージする
セミナーに参加して欲しい方を具体的に思い浮かべて、参加前のBeforeは、「どんなことで悩んでいるのか?」「何に課題を感じていて、どんな気持ちでいるのか?」を書き出していきます。その次は参加後のAfter「どんな表情でどんな言葉を言っているのか?」「具体的にとって欲しい行動が何か?」「アンケートにどんなことを書いて欲しいか?」を書き出します。(ここで参加者の感情や状態の時系列の推移を曲線で描くと更に効果的)
ゆきちゃんとは参加者の立場にもなってもらいました
②そうなるための実施項目を考える
ワークや講義・経験談など、参加者が①のBefore→Afterになるには、何をどの順番で伝えればいいのかを、付箋でたくさん書き出していきます。その後付箋を伝える順番に並べ替えていきます。セッションではクライアントさんとセミナーのタイムラインを、しっくりくるまで何度も体を使って一緒に歩きます。ときにはこんなポーズをしたり
③セミナー資料を創る
リストアップで厳選した付箋に沿って、ワークや書き出しに必要なセミナー資料を創っていきます。
④セミナー概要を決め、会場を予約する
日時、人数、タイトル、告知媒体を決めます。大体、1ヶ月位前から告知開始するスケジュールで考えておくと良いと思います。もちろん1ヶ月以上前から予告をしておくと、更に集客効果は高まります。
*どうしても一歩を踏み出しづらい場合は、この④を先に決めて強制的にスタートしてしまうのも有効です。
⑤告知文をつくり、募集を開始する
告知文の構成は、また別の機会に書きますが、参加者が「わ!参加したい!」と思ってもらえる「伝わる」告知文を書くことも大切です。
ここまで読んでみてどうでしょうか?セミナーの設計が、如何に手間暇がかかるものかという事をお分かり頂けたと思います。「え~!こんなにやらないといけないの??」と、ちょっと重たいかもしれません。でも、セミナーは一度、パターンが出来ると何回も開催できます。想像してください。自分が企画したセミナーで皆が喜んでもらったら、本当に本当にうれしいですよ!
僕はゆきちゃんとこの流れでセミナー開催準備を何度も体を動かしたり、アイデアを出し合ったりしてセッションを重ねました。ゆきちゃんの参加者を想う気持ちは本当に素晴らしくて、セッション以外にも自宅でご自身でタイムラインを歩いたり、ファシリテーションの準備をしたり、当日にもオープニングトークを修正したりetcetc、、、本当に僕の方が刺激になりました。
そして先月初のセミナーを見事開催!!パチパチ!!しかも2日連続で10名の方が参加!!セミナーの感想を心の込もった温かいメッセージが数多くあり、セミナーの盛り上がりが伝わってきました。
そんな初セミナーを終えたゆきちゃんがコーチングを受けて3ヶ月が経過したのでアンケートに答えていただきました!ゆきちゃんに許可を頂いたので原文のまま掲載させていただきます
①3ヶ月で変ったこと・成果はなんですか?
コーチングスクールで認定をとること、オリジナルのセミナーをやること、が実現できました‼︎やりたい!という思いはありつつも、絶対自分1人では実現しなかったと思います。ありがとうございました!
②ここが一番良かった!という点は?
コーチングはもちろん、それだけでなく、さすがビジネス立ち上げのプロでもあるので、時には提案やアドバイスもしてくれて、前に押し出してくれたこと。コーチをつけて進む素晴らしさを体験させてもらえたこと!
③コーチングってどんな体験でしたか?
「想いを形にするプロセス」ということを体験させてもらえたし、だからこそ、私がクライアントさんに「コーチングって素晴らしい!」ということを自信を持ってすすめられるようになりました。
④「どうして沢山のコーチがいる中で選んでくれたんですか? 」
おさむちゃんのセッションを受けている人からの口コミ。
女性起業家応援というのが、ピンポイントで私に響いたから。
⑤「他の人に紹介するとしたらどんなコーチだって紹介してくれますか?」
どうしてそこまでしてくれるの??と思うほど、愛に溢れていて、セッション以外の時の関わりが半端ない‼︎そして夢を絶対に一緒に叶えてくれるコーチ😊
⑥マイコーチにひとこと
何度も言ってしまいますが、おさむちゃんが私に、コーチをつける素晴らしさを教えてくれました!おさむちゃんは3000万!私は1000万目指して頑張りましょう〜💪忙しい毎日と思いますが、ほどよく息抜きしながら、元気に長生きして下さい!
7割の出来で試してみること
ゆきちゃんとは次のステージに向かって、最初に描いた理想に向かって、引き続き頑張っています。あなたも理想にはまだまだかもしれないけど、今の時点でできる商品をまずは出してみないと、お客様の細かなニーズは絶対に気づけません。それにはセミナーが最適の商品です。学んでわかる事より、やってみてわかる事の方が、何十倍もたくさんあるんです。今、できる事で一旦、出してみましょう。7割の出来なら、まずそれを試してみましょう。改善はいつだってできます。っていうか、本当の改善点を知るには、出さない限りわからないんですから。
ゆきちゃんともオリジナルセミナーを、一通り作り終えてたからこそ、わかったことが沢山ありました。「告知文はこんな感じでブラッシュアップさせていくんだ」「次回のセミナーにも『是非、参加したい!』という人が現れた」「スクールで習ったことだけより、もっと自分の経験談を話した方が参加者の方に響いてるんだ」こんな気づきを得られるのも、一旦、仮決めしたセミナーを世に出したからです。
なので、もしあなたが、今、取りかかっているセミナーやワークショップがあれば、さっきの手順で作成したら、まずはマーケットに出してみて、そこから次の課題を見つけていきましょう。その方が絶対、早く成長しますし、結果が出ますから
最後までお読みいただき有難うございました。何か参考になれば、すっごく嬉しいです。