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女性起業家のビジネスモデル構築コーチ 川田治です。
「一生懸命ブログを書いているんだけど、なかなか体験セッションのお申し込みが入らない、、、、」「ランチ会にセミナーのチラシを持参して行ったんだけど、だれも参加するって言ってくれなかった・・・しょぼぼん」女性起業家の方や卒業したての後輩コーチから、よくこんな相談を受けます。
コーチ・セラピスト・カウンセラー・コンサルタント。対人援助職と呼ばれるこういった仕事って「目に見えないもの」を売っているわけです。あなたも「コーチングって、いくら言ってても売れないよ」ってコンサルタントに言われて凹んだ経験はないですか?でもそれはある面で事実なんです。だって化粧品や食べ物のように商品を手に取ったり、見ることができないから。つまり対人援助職って「関係性のビジネス」なわけです。関係性のビジネスってどういうことかというと、「あなたならOK!!」って言ってもらえること。
いきなり告白していませんか?
ここで問題です。あなたに好きな人がいるとします。あ、結婚している方は出会った当初を思い出してください。過去プラスな出来事なので。もう、その人を遠くで見かけるだけで、、、視線が釘付けになって、、、、ドキドキして、、、、、なーんにも手が付けられなくなる。友人の話も全部上の空。その人と一緒にいることばかりを考えてる。でも、現実にはその好きな人は、あなたのことなんて知るはずもない。何とかして、その人に自分の気持ちを分かって欲しい・・・。そういう時、どうします?いきなり、「結婚してください!」ってプロポーズしますか?
まず言わないと思います。もし言ったことがあって成功しているなら素晴らしいです。それは強みなので再現性があれば商品になります。普通は言えませんよね?では、「付き合ってください!」なら言えますか?このレベルなら作戦として言う人もいるかもしれません。でも、その成功率って、限りなく低いのは間違いありません。多くの人は、何とかその人にまず自分を知ってもらって、次にデートに誘うチャンスを探して、まずは食事にでも行って、勇気を出して次のデートの約束を取り付けて・・・ってすると思います。(あ、今の若い子は違うのかも。。。)し・か・も!ですよ。そこまで一生懸命頑張っても、その先うまく行くかどうかは、その人次第ですよね。
長くなりました。何の話をしているかというと、、、、、あなたが、見込み客に出会ったとき、いきなり「結婚してください!」みたいなことになっていないですか?って話なんです。これがびっくりするくらいに、そうしてる方が多いんです。だから冒頭のブログを少し書いても申し込みが入らないのは「当たり前」。よっぽどの確率がない限り、すぐにOK!なんて言って貰えません。だから接触頻度をあげて、信頼してもらえるようにコツコツと毎日メルマガやブログを書いたりするわけです。
もう少し具体的にお伝えすると、「見込み客と出会う」って、実際にリアルで出会うこともあれば、ブログなどではじめて記事を読んでもらうこともあります。では、ブログで見込み客とはじめて会ったら次はどうしましょう?体験セッションの申し込み?それともメルマガ登録?もちろん、その案内は必要ですけど、次の段階は、もう1回ブログに来てもらうことですね。ということは、また読みたくなる記事を書いていく必要があります。
実際に会ったのなら、Facebookで繋がって、そこで関係を強められるように、お互いの投稿に「いいね!」をしたり、ためになる情報を投稿したりします。僕の女性起業家のクライアントさんはアメブロをしている方が多いのですが、実際、ブログでご本人を知って、セッションに申し込まれる方って、何度も何度も記事を読まれて、そのあとメルマガに登録して頂いて、その後でやっと体験セッションという流れがほとんど。少なくとも定期的に記事を投稿し始めてから、平均約3ヶ月はかかります。
例えば、初めて引っ越した土地のラーメン屋さんに行くとしたら、最初に看板でお店の存在を知って、入りやすそうかどうか考えて、お店が賑わっていそうかどうか確認して・・・、多くの段階を踏んで、やっと「入ってみようか」となる感じだと思います。
信頼性の構築には何段階もある
でも女性起業家の方は、自分がサービスを提供する側になった途端、これだけの段階があるのを省略して考えてしまいます。ビジネス塾やスクールでも、認知→関係性構築→信頼→契約の4段階位で教えていることも多いのですが、リアルには4段階どころか、何十段階もあるんです。
ブログを定期的に更新するのは、毎回新しい記事が出ることで、何度でも読みに来て欲しいからです。メルマガを毎日出すのは、一歩進んで自分のサービスを更に早く深く理解して欲しいからです。
多くの女性起業家が勘違いしていること
自分が集客できなかった時のことを思い返すと、、、、「自分のことを知ってもらう努力が圧倒的に不足していた」って思います。あなたのことは、あなた自身がとても良く知っていますね。「どんな人生を歩んできたのか」「どんな苦労や困難を乗り越えてきたのか」「どんな性格で人柄なのか」あなたの家族や親友も知っていると思います。だから、自動的に「自分はいろいろな人に知られている」って思い込んでしまいます。でも悲しいけど事実をお伝えせざるを得ません
ってことです。社会全体から見れば、あなたのことを知っている人はほんのわずかです。そして、あなたのことを知らない人が、見込み客になるはずがありません。ということは、とにかく多くの人に知ってもらう必要があります。
「できるだけ交流会やセミナーに参加する」「Facebookに投稿するだけではなく、他の人の投稿に関心を示してやりとりをする」「ただブログを更新するだけではなく、自分から読者登録に行く」etc etc,,,
まず自分のことを知ってもらう努力を意識的に、できるだけたくさんやることが大切です。当たり前ですが、自分も意外にできていないことです。もっともっと頑張ります(笑)
こう考えると、やっぱり沢山やることってあるんです。その何十段階を考えて、それらに対応していく必要があります。あなたが受けたセッションを思い出してみてください。その人をどこで知って、次に何をして、どこでその人を信頼して、その次に何をして・・・・etc etc
その一つひとつをカタチにしていくことこそが、仕組みをつくることです。
そういうことが分かってくると、ブログ記事をひとつ書くことも、書き方が変わってきます。読んでくれた人に、次に何段目の階段に登って、どんな風に思って欲しいか?
Facebookの顔写真投稿も、アメブロへの1日3投稿も、定期的なメルマガ配信も、やらないよりはやった方がいいのは勿論ですが、色々やる前に、先ほど書いた「自分がセッションを申し込んだ時」を思い出して、申し込みに至るまでのステップを一度、細かく順番に並べてみてください。絶対に今までと書く内容も届き方も変わってきますよ。
知ってもらうためにやれることは無限大
どうでしょうか?やるべきことが沢山あって、ため息などついていませんか?大丈夫です。やるべきことがある=打つ手があることですから、伸び代・可能性があるってことですから。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。何か参考になれば嬉しいです